然様ならの向こう側

一番来て欲しくなかった日であり、楽しみにしていた日が来て、6人の関ジャニ∞に会ってから一週間。

現実に向き合ってから一週間。

関ジャニ∞が歩み始めた新しい道の一歩目を見届けたくて向かった札幌。


ああ、そうか。6人なのか。

ああ、そうか。もう渋谷すばるはいないのか。

ああ、そうか。



何度も聞いたその歌に、聞き慣れたひとつの声がないだけで、これほどまでも寂しいのかと。

すばるのパートをほかの誰かが歌うから嫌なんじゃないんだよ。

せっかく、6人が全力で届けてくれてるのに、どこかにすばるを探してしまう自分が嫌。

他のメンバーのファンの子達が、キャーキャー言ってるのをただただ羨ましく思って。

メンバーに振りかけた手を下げて。


ごめんね。

やっぱり、まだ物足りないって思っちゃう。

ごめんね。

やっぱり、まだ少し6人に慣れるのは時間がかかりそう。


それでもやっぱり、ライブ終わると「また行きたい」って思う。

だって、めっちゃ楽しませてくれる。

変わらず関ジャニ∞好きなんだ。

そこに追い続けて来た人の姿はないけど、関ジャニ∞が好きなんだ。


きっと、私達の何倍も何十倍も、戸惑って、迷って、悩んで、苦しんできたのはメンバーだから。

私も関ジャニ∞と一緒に世界が見たい。

関ジャニ∞越しの世界を見たい。

オタクなんて、アイドルに与えるものは何もない。それでも、馬鹿みたいに応援して、ついていくことは出来る。

貴方達の選んだ道は正しかったと、肯定することは出来る。


渋谷すばるが選んだ道。

関ジャニ∞が選んだ道。

すばるの道が、どうなるのかいまはまだ分からないけれど、少なくとも6人でステージに立つことにした覚悟は間違いではないと、私は思う。

6人それぞれの覚悟。

1人の覚悟。

覚悟を持った男は格好いい。

イケメン達がそんな格好良さまで併せ持ってるんだから無敵だよ。困ったもんだ。

だから、やっぱりまた行きたいんだよ。


それと同時に、やっぱり私は渋谷すばるが大好きだと。

追いかける準備は出来てます。

渋谷すばるのファンとして、渋谷すばる渋谷すばるとして、素のままに、ステージに立つその日を心待ちにしています。

キモヲタ万歳だよ!!!



正直、まだ自分の気持ちが分からない。

今回は札幌しか行けないけれど、またライブに行けばおんなじような気持ちになるだろうし。

6人の写真に慣れないし。

音楽番組とかで、6人の姿見たら泣きそうだし。

何度も泣いて、何度も違和感感じて、何度も寂しさおぼえて。

時間はかかると思う。徐々に、少しずつ、消化していきたい所存。

それでも、男の決めた道。然様ならば、しばしのお別れ。


ただ、まだもう少し。

ジャニーズ事務所渋谷すばるを堪能したいので、各方面よろしくお願いします。


然様ならの向こう側。

歩き始めたその道の向こう側。

どうか、明るい楽しい世界が広がっていますように。