あの日とこれからと

15日。11時に会員宛の文書を読んだ時の最初の感想は「ああ、ついにか」だった。

後に、実感が湧いて来てからは、感情に思考が追い付かなくて、涙は出てくるし、寝られないし。


多分、私に限らず渋谷すばるを知ってる人なら、遅かれ早かれいつかは辞めるだろうなとは思ったことがあると思う。

まだジュニアだった時「この人はジャニーズ辞めるだろな」と思った。

ジャニーズであること、アイドルであること。そんな立ち位置に息苦しそうにするのを見て、いつか辞めるんだろうなと思っていた。

ついに来てしまった。

それは、想像していたより辛くて悲しくて苦しい。



まだ、ちゃんと会見の映像は見れていない。

でも、所々見た渋谷すばるは今までになく真っ直ぐな目をして、そこにいた。

不器用で口下手な渋谷すばるが、質疑応答で記者の質問に淀みなく、真摯に答えてる姿はただかっこよかった。


何も事務所を辞めなくてもいいんじゃないか?

日本でも出来るんじゃないか?

なんで海外?

なんで今?

嫌だ。

考え直して欲しい。 

置いて行かないで欲しい。


ファンが思ってることは、きっと関ジャニ∞がぶつけた。

30過ぎの大人が膝付き合わせて話し合った。

嫌だけど、勝手だと思うけど、関ジャニ∞は決めた。

その事実だけで充分だった。


あと、数ヶ月先。関ジャニ∞の輪の中にすばるの姿がないということは、まだ想像がつかない。

理解も出来てない。

それでも時間が止まることはないし、あの人たちは進んでいく。


応援するとか、しないとか。

そんなん、分からない。

でも、嫌いになれるわけがなかった。

だって、渋谷すばるの声が歌が音楽が、やっぱりどうしたって好きだ。

歌う姿が好き。作る曲が好き。渋谷すばるという男が好き。

そして、関ジャニ∞も大好きだ。

6人の関ジャニ∞なんて想像もつかない。関ジャニ∞自体のスタイルも変わるかもしれない。戸惑うかもしれない。

でも、こうなってから思い起こしてみたら、私はメンバー一人一人が好きだ。

だから、相変わらず、性懲りも無く、関ジャニ∞の作った道をああだこうだ言いながら歩いて行きたい。


夏コンが6人になることに対して、7人がいいという意見がある。

でも、それじゃあ渋谷すばるの卒コンになってしまう。

私は、1人の渋谷すばるのファンとしては、関ジャニ∞のライブであってほしいと思ってる。

ただそれと同時にどこかで、ほんの一瞬でもありがとうを伝える場があれば、何が何でも参戦したい。


これから先、6人の関ジャニ∞を見ていても、すばるがいたらなーって思うだろう。

性格上SNSで近況を発信するような人でもないだろうし。

海外というのが、ジャニーズとそれからファンへの決別みたいで、かなりキツイ。

やられる。

でも、あなたが勝手に決めたように。こっちだって勝手にファンを続けるよ。

ファンっていうのはいつだって待ち人。

海外で得たものをアウトプットするその日まで、待つよ。

その日が来たら、全身であなたの音楽を浴びて、世界中に自慢してやる。

渋谷すばるっていうんだ。カッケーだろ」

今は、ただその日を楽しみに待とうと思う。